先月「空の青さを知る人よ」をReleaseしたあんみょん。年甲斐もなく、なつかしさとトキメキを感じて、夢中になっている中年オヤジがいると思う。
なぜ、ときめくのか?
ひとつは『カノン進行』を使っていること。
大ヒットした『マリーゴールド』は、(わかりやすく転調したコードで)「C→G→Am→G→F→C(→Am)→F→G」というコード進行で、いわゆる「カノン進行」と言われるもの。山下達郎『クリスマス・イブ』や松任谷由実『守ってあげたい』など、数え切れないほど多くのスタンダード曲でも使われている。
Original Key : A
|D|AonC#|Bm|F#m7 →|Ⅰ|ⅤonⅦ|Ⅵm|Ⅲm7
※カノン進行:|Ⅰ|Ⅴ|Ⅵm|Ⅲm|Ⅳ|Ⅰ|Ⅳ|Ⅴ
ふたつめは、Diminish Chord(ディミニッシュコード)を多用していること。
ディミニッシュコードとは、根音から例外なく規則的に短3度音程を積み重ねてできるコードのこと。
「空の青さを知る人よ」、「君はロックを聴かない」などで同じような使い方をしている。ちょっと不気味な和音だが、実はホントはBalanceのとれた和音で、ちょっと隠し味的に使うと哀愁が漂いまくる😆
「君はロックを聴かない」
♫少しでも 僕に 近づいて ほしくて♫
C→D→D#dim→Em
実際にコードを弾くとこんな和音。
「空の青さを知る人よ」のこの部分でも使われている。
♫青く 滲んだ 想い出 隠せないのは♫
G→D→D#dim→Em→A7
ひと昔前?ふた昔前は「悪魔の音程」と呼ばれたトライトーン(三全音音程)を2つも含むコードと言われていたが、最近ではオシャレに使用するArtistが多い。
一例をあげてみよう。
星野源『くだらないの中に』
♫くだらないの中に愛が♫ 赤字の部分がdim7
♫そばにいたいよ、君のために出来ることが♫」 赤字の部分がdim7
ということで、雨で練習会が中止になってしまったので、本日はRUNの話題をDiminish(←本来こういう使い方はしません😅)したEntryでした。
んでば、まだ👋