山北駅前のさくらの湯のオープンを待っている間に走る準備をして、開店と同時に館内のロッカーに荷物を預ける。男性3人でひとつのロッカーに荷物を押し込む。ロッカー使用料300円が一人100円になる。こうすることでガリガリ君が2本買える。某スーパーなら5本も買える😆こんな節約は大好き!
そしていよいよスタート。
ペースはおまかせ。
自分はひたすらついていくだけ。
当然のことだが、ずーっと上り。
ひたすらのぼるだけ。
ペースは5分40〜50秒ぐらい。
皆さん、おしゃべりしながら走ってるが自分はそんな余裕まったくなし。
車で何度も走っている最後のあの急勾配を知っているだけに、それまで少しでも力を残しておかないと!そんな思いで必死についていったが、やはりその差はひらくばかり。
途中2度ほど、休憩があったのはそんな自分への気遣いだったと思う。
そして3度目の休憩は万葉うどんに向かうT交差点。もちろん今回は万葉うどん方面には向かわない😢
「ここからはフリーで!」
みそらさんのそんな合図で再スタート。
ふらっとさん、にっきーさん、みそらさん、sugiさんとニトロスタート(※注)
※注:ニトロスタート:リッジレーサーズ2」(psp)で猛スタートする際の攻略法
みなさん、速い!速すぎ!!
「そっか!ここまではジョグだったんだ。これからが峠走の本番で、ニトロをため込んでいたってことか。」
そんな鈍臭いことを思っているうちに、皆さんの姿がドンドン小さくなっていく。
これまで走ってきた坂道とは比較にならないほどの急勾配なのに、今まで以上のペースで駆け上がっていく!
「sugiさん、待ってぇ〜!おいていかないで!!」
もちろんそんな皆さんについていくことなど出来ずトボトボと駆け上がる。
さらに更に急勾配になる。トボトボと走ることも出来ず、急カーブ、急勾配のところでついにバタッと止まってしまう。
太ももがパンパン。
昨年大山登山マラソンを走った時と同じ状態。
1km進むのに10分もかかっている😆
皆さんは既にゴールしているだろう。
待たせてしまっては申し訳けないと思うがなかなか足が前に進まない。
もうダメだ😭
*** *** ***
「足柄峠に向かった5名のパーティのうち、1名が万葉公園1.5km手前で動けなくなっている」
足柄峠救助隊本部に110番通報が入電したのは午前10時を少し過ぎたことだった。
「足柄峠走グループの1名が走行困難になっている。」
その通報を受けた足柄峠救助隊は現場に向かおうとすぐさま装備を整える。
そんな救助隊の前に、足柄峠に向かった5名のパーティのひとりで足柄峠を知り尽くしてるみそらさんが自分が救助に向かうと直訴。
「素人では救助は難しい。無理だ!」制止する隊員。
「私にいかせてください!」
あと少し頑張ろう!
最後の力を振り絞って必死に走っていたら、みそらさんが走って迎えに来てくれた。
途に倒れて、みそらさんの名前を叫んだのが届いたようだ。
助かったぁ。
「救助隊本部。要救助者を12㎞地点で無事確保。これより併走しながら足柄峠のゴール地点を目指します」
そしてなんとかゴール。
お待たせしてすみませんm(_ _)m
その後、富士山が見える足柄城跡まで坂ダッシュしたのには驚いた😲
ノロマ自分が一番はしゃいでいる😅
下りは適当に走れば大丈夫だと思っていたが、上り以上に地獄をみた。
コンビニでガリガリ君を食べたあとのさくらの湯までの約2kmはまったく走れず泣きたいぐらいだった。
ということで、坂バカ祭りではいい経験をさせていただいた。
これに懲りず、また峠走やるぞ!
んでば、まだ👋