なんか体調がイマイチ。どこかが痛いとか、熱があるとかという症状があるわけではないが、身体全体が冷え切っていて温まらない。厚着しても、暖房の温度を上げても、ポッカポッカにならない。手や足の指の末端はいつも冷たいし、皮膚がパックリ割れている状態。そんなこんなで新横の練習会に参加してから全く走っていない。
岩渕まこと「Super Moon」
部屋でまったりApple Musicを垂れ流ししながら雑誌を読んだりしていると、懐かしい曲がかかった。Appleの「HomePod」に向かって「まっくのお気に入りの曲をかけて!」と指示すると、だいたい70年代、80年代の曲が再生される。再生された懐かしい曲というのはこの曲。
ムーンライダーズとティンパンアレイの面々がバックアップ、レコーディングされた1978年リリースの岩渕まこと氏の「Super Moon」。このアルバムの1曲目に収録されている「風に吹かれて」という曲は、当時、高校生だった自分にとってとても衝撃的だった。都会的なサウンドの中にノスタルジックを感じさせるフレーズが気に入ったのかもしれない。
宅録音源
そんな気になる曲を2台のラジカセを使って多重録音したカセットテープがある。当時自分はNationalのラジカセ「マックFF」を愛用していたが、もちろん1台では多重録音ができないので友達からラジカセを借りてきて、原始的な方法で音を重ね録りをした。機材はFranptonのSG(ギター)、ノーブランドのベースギター、TEISCO(テスコ)のリズムボックスR-3A。
こちらがその音源。録音1977年
ピッチも不安定だし、まったく音楽的ではないカントリー風のギターソロだが、当時はこれが精一杯(笑)
最後に
当時は4トラのMTRはもちろん8トラのオープンリールのレコーダーなんて買える時代ではなかった。でもこうして工夫しながらラジカセで多重録音していた時代の方が、真剣に演っていたような気がする。ダメならもう一度録ればいいや的な何度でもやり直しができる最近の機材では録れない。今の時代、アンドゥを繰り返すことなく、何事も一発入魂の一発録りの精神、真剣さが大切なのかもしれない!
んでば、まだ👋