Days of Mac and Run

2022年6月に腰椎後方固定術で腰部にチタンスクリューを埋め込んだ元サブ3.5ランナーのジョグブログ

2023年・63歳の夏

サラリーマンの多くがこの時期夏休みだというのに天候はイマイチどころか、地域によっては台風が上陸する最悪な夏休みとなった。大きな被害にならないことを祈るばかりだ。

8/11~13 新盆・帰省

相方が仕事のため、今回はひとりで帰省。帰省先で走ろうとウェアをリュックに入れた。いつもならシューズも持っていくが、今回は自宅からルナ・サンダルを履いて出かけた。おかげで大混雑する東京駅構内で、何度もキャリーケースに轢かれたよ。

せっかく走るつもりで行ったのに、岩手は線状降水帯の発生で走れるどころか、外を歩くのも困難なほど土砂降りが続いたため、まったく走れず。

現在母親が住んでいる盛岡からお墓がある故郷釜石までは約100kmほどある。兄夫婦と車で向かうが土砂降りの雨だったこともあり、お墓をキレイにすることもできず、花を供えて退散。ランチは名物の磯ラーメン、その後生まれ育った場所に立ち寄ってきた。そこには国登録有形文化財に指定されている建造物がある。その建物には父が勤めていた会社の事務所がそのまま残っているほか、廃校になった出身小学校に関する資料やゆかりのものが展示されている。

画像左:事務所  画像右:当日の学習机

卒業生名簿も公開されていて、自分の名前ももちろん記載されていた。ちなみに卒業した小学校は、父親が勤めていた会社が設置した私立学校で当時は小学校と中学校があった。

珍しい「手廻式計算機」も展示されていた。計算機上部のブルーの部分に数字が表示されていて、例えば「2×2」という掛け算の場合、ブルー部分の数字を「2」に合わせて、右側の取手を「2回」廻すことで、下の部分のカウンター表示に答えが表示されてというもの。

「1000×500」だと500回も廻すの?ってツッコミはなしね(笑)

参考:上記の場合は、位を変えて「10×5」で計算します。たぶん

8/13・14 ジョグ

2泊3日の帰省から帰宅して、荷物を整理して早速いつもの河川敷をジョグ。いつもよりちょっとだけペースを上げて11km。気温は29℃、湿度はなんと81%。

 距離:11km 時間:65分03秒 ペース:5分52秒

そして翌日、相方を車で送ってから、いつもの海老陸へ。着いた途端に雨が振り出した。まずは周回コースをグルグルと走っているうちに土砂降りに。周回コースは足元が悪いため、河川敷のジョグコースに避難。ルナ・サンダルだったため、足が濡れて指の皮がふやけてしまったが、すでに何度も皮が剥けて、親指の裏の皮は人生最強の皮膚に変化しているためダメージなし。でもこのペースでも強い雨に打たれながら走ると流石に疲れるよ。

 距離:20km 時間:121分6秒 ペース:6分03秒

ナルシストではないが、自己陶酔型かもしれない😆 注:ナルシストの定義:”自分を誇大に見せようとする人”のこと。 常に自分に対する称賛を必要とする一方で、他人への共感が欠落している。 

エントリー

もう10年もハズレっぱなしの東京マラソン。ダメ元でとりあえずエントリー。東京マラソン当日は仕事にもかかわずエントリーし続けてきた。当選したら「仕事をやめるつもりで」。そんな意気込みも主催者はわかってくれなかった(笑)

この歳になると先のことなどまったくわからないので、今回は主催者に手紙を書こうと思っている。「東京マラソン走るために、手術をしたこと。再発を恐れずに本番にむけて練習していること。」切々を訴えようと思っている。無駄なことだとはわかっているが、気持ちだけは伝えたい。さて宛先はどうしよう。やっぱり都知事か!!!そうしよう。

明日は、地元「えびな健康マラソン」がエントリーを開始。今年は練習会のメンバーだけでなく師匠もエントリーして優勝を狙うとのこと。去年はおいやんさんと最後尾から走ったが、今年は普通に走るつもり。そして翌週は「厚木マラソン」。秋が楽しみだ。

 

北海道マラソン・仙人峠マラソン

最後に走ったのは2019年。その後、オリンピック、コロナで開催されず。そして手術、リハビリとかなり遠ざかってしまった「北海道マラソン」、今年もYoshiさんがブログでシューズ円陣のお誘いがあった。

yoshi-sloth.hatenablog.com

今年も仕事で断念。実は来年の8月最終日曜日も仕事が決まっている。大きな会場でのイベントだが、「来年は流石にもういいでしょ!?」と2番目にエライ人に伝えてある。なので、来年は絶対に走ります。北海道の皆様、待っててくださいね。ゴールまで5時間以上かかっても、もう一度、もう1回だけでいいので、走らせてください!!←やっぱり2番目ではなく、1番エライ人にお願いしないとダメかなぁ😆

 

最後に、激坂(峠)を走る故郷で有名な大会を紹介しよう。

「仙人峠マラソン

あの柳田國男の「遠野物語」にも書かれてる仙人が出る峠を走る激坂マラソン。残念ながら今年の開催はまだ不明。

仙人峠にもあまた猿おりて行人にたわむれ石を打ちつけなどす。

仙人峠は登り十五里くだり十五里あり。その中ほどに仙人の像を祀りたる堂あり。この堂のかべには旅人がこの山中にて遭いたる不思議の出来事を書きしるすこと昔よりのならいなり。例えば、我は越後の者なるが、何月何日の夜、この山路やまみちにて若き女の髪をれたるに逢えり。こちらを見てにこと笑いたりというたぐいなり。またこの所にて猿に悪戯いたずらをせられたりとか、三人の盗賊に逢えりというようなる事をもしるせり。

柳田國男 遠野物語より

んでば、まだ👋