『富士山もおもてなし』がキャッチフレーズの新緑ランが楽しめる山中湖ロードレースに夫婦で参加(5/31)してきた。
午前3時自宅を出発。御殿場経由で山中湖入り。朝早く自宅を出発したのは、駐車場の確保。時間が遅くなるほど、会場から遠い駐車場になるためだ。
山中湖には午前4時過ぎに到着。朝焼けがきれいだ。
前日の予報では曇りのち雨。雨用のウエアも準備していたが、大会当日の午前4時半頃、湖畔から富士山がクッキリみえた。
なんとか天気はもちそうだ!
1時間ほど無料駐車場に止めた車の中で仮眠をし、身支度を調え、1㎞ほど離れた会場へ向かった。
会場は公立の中学校
ここからの富士山の眺めも最高!!
この時点で気温は20度超え
(これは暑さとの戦いになるとイヤな予感が…。)
開会式、お笑い芸人のパフォーマンスを楽しんだあと、スタート地点に移動。参加者は13,000人。村の人口の約2倍のランナーが集結。
スタート地点は自己申告制。2時間以内の申告をしていたので、Cグループでスタート。相方はEグループ。
ゴンドラに乗った元マラソンランナーの瀬古選手のくだらなすぎるトークでスタート前の緊張はほぐれた。
スタート地点は日陰ではあったが、爽やかな風もなく、蒸し暑いぐらい。大会ゲストのスポーツアナウンサーと瀬古さんから、「熱中症に気を付けて。水分補給はこまめに。ペースは記録を狙わず、スローで入って!!」としきりにアナウンスがあった。
そして9時15分、いよいよスタート。
それにしても凄いランナーの数だ。
そして思っていたより日陰がない…。
4~5㎞間隔で給水場があるが、この暑さではこの間隔ではちょっと少なすぎる。
3㎞ほど走ったところで、既に女性が一人倒れていた。それにしても暑い!汗がダラダラ流れ出す。大会のウリである「爽やかな風を感じて…」というより、熱風を浴びながらの大会だった。
最低でも2時間切り、目標は前回のハーフの記録を更新することであったが、目標を2時間以内に切り替え、序盤は6㎞ペース。後半に余力を残して、1時間59分という設定に切り替えた。
6㎞ほど走ったところで、山中湖一周の先頭ランナーに抜かれる。
そして7㎞~8㎞地点は、前半の難所「ママの森の坂」があり、1kmほどの坂が続く。既に歩き始めた人もいる。
登り切ったところで、今度は下り。「金さん」の教え通りに、歩幅を狭く、後半に力を残すためにスピードを抑えて下った。
着ぐるみランナーも抜かれる(^0^;)
坂を下ると、左前方に雄大な富士山が見えた。でも残念ながら富士山は中腹より上は雲に隠れて、その姿を見ることができなかった。残念。
山中湖の一周は14㎞あまり。
ハーフは約21㎞のため、スタート地点を通り過ぎ、さらに湖畔を走り、途中折り返してゴールをめざすことになる。
この一周走ってゴール付近を横目で見ながら通り過ぎていくコースが精神的にかなり辛かった。
折り返してからゴールまでがとてつもなく長く感じた。
18㎞過ぎて最後の給水所にたどり着いた頃には余力などまったくなかったが、ここで折り返し地点に向かう相方とすれ違う。
相方はなぜかコップを2個持っており、そのうちの1個をもらうことに。これはとても助かった。彼女の様子を見るとまだまだ余裕がある感じだった。
20㎞を過ぎて湖畔道路からゴール地点の中学校まではまた上り坂。この時点で2時間ギリは難しくなってきた。それでも最後の力を振り絞って駆け上がったが、ほとんど意識なし。
ゴールしてGARMINの記録を見てみると、2時間00分27秒(ネットタイム)
グロスタイム:02:02:00(参考記録)
目標達成できず…。残念
走り終えて、チップと交換にTシャツと飲料水をいただいたが、その時の記憶が全くないほど、疲れて意識も朦朧としていた。頭痛もあり、完全にプチ熱中症状態。
ゴール付近ではゴール直後に救急隊に運ばれる人も多かった。
そんな状況で相方をゴール付近で待ち、取りあえずこの暑さのなか、途中棄権することもなく、完走できた記念に月桂冠をかぶって二人で記念撮影!
そのあとはこの人とのツーショット
この日のトドメは帰りの大渋滞!!ようやく自宅にたどり着いた時には走った疲れと、運転の疲れでもうヘロヘロ。
ビール1本飲んで、6時にはバタッキュウ
帰宅して調べてみると、山中湖のこの日の気温は最高28℃まで上がったらしい。
■Notice Point
55歳ではじめたJOG
正直、限界を感じている
5月も200㎞走ったが、その成果はまったく出なかった。
その原因はトレーニング方法に甘さにあるだろう。
もっと負荷をかけたトレーニングしないと、おそらく記録を更新し続けるのは難しいと思う。
ただ基礎体力、年齢的な問題もある。
負荷をかけた厳しいトレーニングで故障しては意味がない。
先週土曜日には、
12月6日に開催される「湘南国際マラソン」に夫婦で無事エントリーすることもできた。
でもこの半年間でどれだけ力を付けられるのだろうか。
とても不安である。