ラグビーワールドカップ絶賛開催中
「ラグビーファンってこんなにいたんだ！」と驚いている。釜石で生まれ育っている自分としてはラグビーはかなり身近なスポーツだった。なんせ高校の体育の授業でガチでやるわけだから。県内いちにを争う超ヤンキー校に通っていた自分はそんな体育の授業が恐ろしかったけど楽しい時間でもあった。ラグビーはほぼケンカに近い格闘技。若者の有り余ったパワーを教育の現場で合法的に発散させてくれたのがこの体育の授業だった。ボールを持った瞬間に剃り込みをいれた不良連中がニヤニヤしながら突進してくるから必死でかわすしかない。タックルされて倒されたらジ・エンド。ボコボコにされておしまい。そんな体育の授業のおかげで校内は適度な荒れ方だけで済んだのだろう。
ちなみにそんな母校には「山の不良」と「海の不良」に区分されていた。山の不良は野山を駆け回っていたから足が速い。海の不良は漁師の血を受け継いでいるので気性が荒くけんか速い。ヤンキーばかりなので授業が始まると校舎に隣接する大衆食堂が不良達で満員御礼になっていた。そんな母校。
そして1978年3月に超ヤンキー校を卒業。新日鉄釜石ラグビー部が日本選手権で初優勝した年だった。新日鉄釜石ラグビー部の快進撃はそこから始まり1984年まで驚異の7連覇を達成。岩手の片田舎から上京した自分にとってはそれが誇りだった。
現在はクラブチーム「釜石シーウェーブス」としてトップイーストリーグ、トップチャレンジリーグで戦っているが、また全盛期の強さを取り戻して欲しいと思っている。
「頑張れ、釜石！」
「頑張れ、釜石シーウェーブス！」
ちなみに自分は不良ではなかったと思う…。
んでば、まだ👋
