Days of Mac and Run

2022年6月に腰椎後方固定術で腰部にチタンスクリューを埋め込んだ元サブ3.5ランナーのジョグブログ

ちばアクアラインマラソン2016を振り返る その2

今回の大会をGARMINのデータを元に振り返ってみた。

まずは「どこを」「どんなペース」で走っていたのかを大会マップを使って確認するところから始めた。後半に失速した原因を探りながら…。

その2

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③中間点〜25㎞まで

走っているときにはあまり感じないのだが、中間点をすぎるとゆるやかな登坂になる。その間に2つの小さな山があり、徐々に足が重くなってくるが、この5㎞も5分33秒のペースを刻んでいた。

20〜25㎞ 27分45秒

 

④25〜29㎞まで

この区間はなだらかな坂はあるもののほぼフラットだったが25㎞を過ぎてから、5分30秒のペースを維持できなくなってきた。

まだ30㎞も走っていないのに、スタミナ不足?ガンバレ!!オレ!

ここでペースが落ちたら、4時間は絶対に無理(泣)

 

〜26㎞ 5分37秒

〜27㎞ 5分47秒

〜28㎞ 5分44秒

 

⑤29㎞地点〜30㎞

そして29㎞地点の交差点を右折してからその時がやってきた。ここで左ふくらはぎが攣ってしまう。アクアラインの高低差のツケが出てしまったのだろう。急にピクピクしたと思ったら、左足が前に出せず、石につんのめるような格好になってしまった。転倒は免れたが、スピードは落ちていくばかり。

〜29㎞ 6分38秒

〜30㎞ 6分49秒

 

25〜30㎞ 30分35秒 

 

⑥31㎞地点

〜31㎞ 8分41秒

〜32㎞ 7分38秒

31㎞地点ででフルマラソン初のトイレタイム!

(もしかしたらあまりにも辛すぎて逃げたかったのかもしれない…。)

 

⑦33㎞地点〜

用をすませ走り出すと今度は緩やかで長い上り坂。ふくらはぎの痙攣はなんとか収まったものの、今度は両太もも(大腿直筋)がプルプルし出した。ふくらはぎが攣ることはあっても太ももが痙攣することはあまりなかった。

 

自宅に帰る途中でいろいろ調べてみたが、大腿直筋は坂道を駆け下りるときにこの筋肉を使ってスピードをコントロールするらしい。

 

そしてついに立ち止まってしまった。完全に力不足。いろんなことが頭をよぎった。初フルの時は30㎞にも達していないうちに痙攣。ゴールまでの15㎞以上を走ったり、歩いたりの繰り返し。もうあの経験だけはしたくないと思っていたのに、まさかまたあの悪夢を繰り返すのかぁ、あと2回山を登らないといけないのに(泣)

 

〜33㎞ 10分35秒

 

⑧まずはひとつ目の山越え 34〜36㎞まで

 

〜34㎞ 9分50秒

〜35㎞ 8分04秒

 

30〜35㎞ 44分48秒

 

あまりにも不格好な走り方だったのか、35㎞を過ぎたあたりで後ろから走ってきた”お医者さんランナー?”に声を掛けられた。

「足、大丈夫ですか?どこが痙攣していますか?」

ここで一端立ち止まって、ストレッチ方法を教わった。なんとなく痙攣が治まったように感じた。そして再び走り出す。

 

〜36㎞ 7分23秒

 

⑨下り坂でなんとか6分前半台に、そしてふたつ目の山越え

 

〜37㎞ 6分07秒(下り)

〜38㎞ 7分39秒(上り)

〜39㎞ 7分26秒(下り)

〜40㎞ 6分21秒(ゆるい下り)

 

下っているのにペースはのぼっている時と同じ(泣)

沿道には大勢の応援の人達。

この声援には本当に助けられた。「ガンバレ!あと少し!」みんなが応援してくれている。そう思うと歩くわけにはいかない。

 

35〜40㎞ 34分56秒

 

⑩ゴールまでの最後の2㎞

GARMINをみるとここまでであと15分で走らないと、4時間半以内のゴールは無理。何としても4時間半は切りたい。そんな思いで最後の2㎞を走った。太ももはプルプル状態からブルブル状態。(例のゴルフボールが暴れている感じ)

 

〜41㎞  6分13秒

 

右手にはもうゴールが見えている。最後の力を振り絞って走った。そして何とかゴール。この最後の1㎞で太ももからゴルフボールが飛び出るんじゃないかと思った。

 

〜ゴール 8分50秒

 

おわった!

 

 

【結果】

記録

タイム 4時間28分03秒(ネットタイム)

順位  3593位

 

1万人以上走っているのに,このタイムで3千番台???

完走者の人数を調べてみた。

 

3593位/11,126名

 

スタートしてアクアラインまでのあのペースはそういうことだったのかぁ。ガチなランナーが少なかったということだろう。

 

【最後に】

沿道で声援を送ってくれた木更津の皆さん、ボランティアの高校生、中学生の皆さん、お世話になりました。笑顔でゴール出来なくごめなさい。

そしてRUNサークルのメンバーの皆さんにも大変お世話になりました。集合写真は思い出になります。

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【相方の結果】

足首を故障していた相方はエイドステーションで配られていたお菓子類をコンビニ袋に一杯詰め込んで無事に制限時間内に笑顔でゴール。

 

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タイムでは勝っていても、根性とか忍耐力では完全に負けている。今回はいつも以上にそう感じた。さすがです。トホホホ(泣)

 

次回は番外編へ

「駅前の有名ホテルの宿泊費が夫婦2人でたった400円!?の巻」